お酒もご飯もグイグイ進む!いつもとひと味違うとり肉のつまみ2品【賛否両論・笠原将弘さんの家つまみ】
人が集まる機会も多い1月。そんな時にはおつまみにも、おかずにもなるレシピが大活躍!いろいろな場面で使えるとっておきの「おかずつまみ」を、人気料理店・賛否両論の笠原さんに教わりました。今回は、いつものあの味にちょっぴり小ワザを効かせた、とり肉のつまみレシピを2品ご紹介します! 【画像で確認】ビールが進む~!ねぎ、しいたけ、しょうが入りのたれがポイント「とりももから揚げ甘酢だれがけ」 ▶教えてくれたのは 笠原将弘さん 東京・恵比寿の日本料理店「賛否両論」店主。仕事が終わったあとの家飲みは、よく冷えたビールとともにサクッと作れるつまみで、という笠原さん。そのつまみを息子さんのお弁当のおかずにしていたこともあったとか。 ■とりももから揚げ 甘酢だれがけ 二度揚げしてサクふわ実現。甘酸っぱいたれでどうぞ 【材料】(2人分)*1人分528kcal/塩分2.8g ・とりもも肉・・・ 1枚(約300g) ・長ねぎ・・・ 1/2本 ・しいたけ・・・ 2枚 ・しょうが・・・ 1かけ(約10g) ■甘酢だれ └だし汁、酢・・・ 各70ml └しょうゆ ・・・大さじ1と1/2 └砂糖、みりん ・・・各大さじ1 └塩、一味唐辛子 ・・・各少々 ・白いりごま・・・ 大さじ1 ・キャベツのせん切り・・・ 適量 塩 こしょう 片栗粉 揚げ油 【作り方】 1. ねぎ、しいたけ、しょうがはみじん切りにする。 2. 小鍋に1と甘酢だれの材料を入れて中火にかけ、ひと煮立ちさせる。粗熱がとれたら白ごまを加える。 3. とり肉は余分な脂を除き、大きめの一口大に切る。塩、こしょう各少々をふり、片栗粉をしっかりまぶす。 4. フライパンに揚げ油を2 cm深さまで入れ、約170℃で約3 分揚げる。いったん取り出して約3 分休ませ、さらに約170℃で1~2 分揚げる。 5. 器にキャベツとともに盛り合わせ、2を回しかける。 ※甘酢だれは少し多めの作りやすい分量です。残った場合は冷蔵室で約5日保存可能。他の揚げものや豆腐などにかけて。 ■とりむねのしゃぶしゃぶサラダ しっとりやわらかなとりむねで、ヘルシーサラダつまみ 【材料】(2人分)*1人分305kcal/塩分1.3g ・とりむね肉・・・ 大1枚(約300g) ・えのき・・・ 1袋(約100g) ・豆苗・・・ 1/2袋 ■たれ<混ぜる> └マヨネーズ・・・ 大さじ3 └酢 ・・・大さじ1 └うす口しょうゆ、はちみつ・・・ 各小さじ1 └カレー粉、おろししょうが・・・各小さじ1/2 ・カシューナッツのみじん切り・・・ 15g 塩 【作り方】 1. えのきと豆苗は長さを半分に切り、えのきはほぐす。 2. とり肉は皮をはいで、薄いそぎ切りにする(皮はとりおく)。 3. 鍋に湯を沸かし、1をさっとゆでる。ざるに上げて塩少々をふる。 4. 続けて同じ湯に2を少しずつ入れ、しゃぶしゃぶの要領でさっと火を通す。ざるに上げ、塩少々をふる。皮も同様にゆでて塩をふり、食べやすく切る。 5. 器にえのきと豆苗を敷き、とり肉をのせる。たれを回しかけ、カシューナッツを散らす。 好みの加減にゆでる。ゆで過ぎるとパサつくので注意して。 ※はちみつを使っているので、1歳未満の乳児には食べさせないでください。 * * * 「とりむねのしゃぶしゃぶサラダ」は、皮も捨てずにしゃぶしゃぶして一緒に食べるので、ムダがありません。2品とも、いつもと違う本格的なタレがポイントです。ぜひ作ってみてくださいね! レシピ考案/笠原将弘 撮影/日置武晴 スタイリング/池水陽子 編集協力/赤澤かおり 栄養計算/スタジオ食 ※レシピ内で使用しているうす口しょうゆは、しょうゆで代用できます。 文=高梨奈々