傷みにくいお弁当作りのコツも! お手軽食材で簡単・早い「お弁当おかず」レシピ
「明日のお弁当、なに入れよう?」 新生活でお弁当作りが始まった方も、毎日作っている方も、どんなおかずを詰めようか悩んでしまうことはありませんか? 冷めても美味しくて、手軽に作れて、彩りもよくて……となると、いつも同じようなおかずになりがちに。 【連続写真で見る】子どもにも好評! 冷めても美味しい「お弁当おかず」の作り方 そこで今回は、簡単で栄養満点なおうちごはんをInstagram(@chan.chan_chii)やブログで紹介している、おうち料理研究家・料理ブロガーちゃんちーさんに、お弁当にオススメのおかずを教えていただきました。お手軽食材でパパッと作れて、冷めても美味しい一品です。暑さが増すこれからの季節、お弁当が傷まないようにするためのコツもお伝えします。
お弁当のおかずには向き不向きがある
新年度が始まり、4月から新生活が始まった方も多いかと思います。我が家は長男が小学校最後の年、末っ子の長女が保育園最後の年となり、特に保育園に関しては長男から数えると9年目で、朝夕バタバタしながらも一緒に通った時間があと1年で終わりかと思うと、今からすでに寂しくもあります。 保育園は月に1回お弁当の日があるのですが、我が家では子どもからリクエストされるキャラ弁を作ると決め、ずっと続けてきました。それも今年が最後……。小学生や中学生になるとキャラ弁どころかお弁当を作る機会も減りますが、高校生や社会人となると、またお弁当作りが始まる方もいますよね。 お弁当のおかずって夕飯の残り物を入れたりすることもあるかと思いますが、お弁当のおかずには向き不向きがあります。特にこれから暑さを増してくる時期には傷みやすいものも多く、保管場所・方法によっては何でもかんでもお弁当のおかずにするということも難しくなってくると思います。 お弁当のおかずとして向いていないのは、刺身などの生ものはもちろんですが、十分に加熱されていないおかずや食材から水分が出やすいおかず、汁気の多いものも向いていません。 ということは、その反対で、お弁当のおかずとして向いているのは、しっかりと加熱調理されたおかずや水分の出にくい食材、汁気のないおかず。あとは殺菌・防腐効果のある食材を使うのもポイントになってきます。味付けの面でいうと、冷めたおかずは味を薄目に感じやすいので、しっかりと味付けすることも美味しく食べる上で大切になってきます。 そんなわけで、今回は彩りもよくお弁当のおかずにぴったりな「ブロッコリーの和風ペペロンチーノ」をご紹介します。このおかず、我が家の子どもたちに大人気で、夕飯のおかずとして出すと取り合いになるほど好評です。 メイン食材であるブロッコリーは、茹でたりせずに直接炒めるので水っぽくならず味が薄くなることもありません。食感を楽しみながらも美味しく食べられる一品です。一緒に炒めるちくわやしめじもしっかりと加熱し炒めることで、余分な水分を飛ばして旨みを引き出します。 味のアクセントとして必須のにんにくには、アリシンという成分が含まれており、ちょっぴり臭いはしますが(笑)、殺菌抗菌効果があるのでお弁当のおかずに向いています。 作り方も簡単で冷めても美味しく食べられるおかずなので、ぜひ作ってみてくださいね。