能登半島地震で甚大な被害を受けた輪島港では11月6日のズワイガニ漁解禁を前に船に網などの道具を積み込む物揚場（ものあげば）の仮復旧が完了しました。 輪島港は能登半島地震で海底が隆起するなど甚大な被害を受け、現在もほとんどの漁が再開できていません。県は11月6日のズワイガニ漁解禁に間に合うよう物揚場の仮復旧を進めていて工事がきょう完了しました。これによって、漁船に網などの道具を積み込むことができるようになります。一方、水揚げには仮桟橋が使われる予定です。輪島港では11月10日に解禁されるタラ漁は水揚げの量を制限した上で再開することが決まっていてズワイガニ漁は27日の底曳組合の会合で漁を行うか決定するということです。