パンをバッグに入れる姿が・・・無人販売のパン店で窃盗被害【熊本】
テレビ熊本
11月10日と12日、熊本市にある無人販売のパン店を訪れた人物が代金を支払わずに商品を持ち去る様子を防犯カメラが捉えていました。 店主は「店の存続が難しくなる」と悲痛な思いを語り、警察に被害届を提出するということです。 こちらは熊本市中央区にある無人販売のパン店に設置された防犯カメラの映像です。11月10日午後1時ごろ、店を訪れた1人の人物。テーブルに並べられたパンを肩にかけた大きなバッグに入れていきます。 さらに、冷凍のショーケースからも商品を手に取ってバッグに入れ・・・なんと、代金を支払うことなく、店を出ていきました。 店では、これを受けて防犯カメラを増やしたということですが・・・。 【宝屋 黒瀬 久芳 代表】 「外でメーカーと打ち合わせをしていて『こういうことがあったんですよ』と話していた時、映像を見ている最中に同じ服装の人が入っていった。声をかけようと思ったが、『危ないから』と止められて・・・」 この人物はなんと12日の夜にも同じ服装で現れたのです。 ショーケースからピザを取り出し、バッグに詰め込み、パンを眺めるなどして、また代金を支払わずに出ていきました。 【前田 美沙希 記者】 「パンの代金は、こちらの料金箱に入れて購入する仕組みになっています」 1948年創業で東区に店を構える『宝屋パン』が、24時間営業で〈多くの人においしいパンを食べてもらいたい〉という思いから去年8月にオープンしたこちらの無人販売店。 パンや冷凍のピザなど約80種類の商品が販売されています。 被害額は計約3000円ということです。 【宝屋 黒瀬 久芳 代表】 「スタッフにも『1時間おきに店舗を確認するように』と周知した矢先に繰り返されている。こういうことが続くと、対策以前に存続が難しい」 店は警察に被害届を提出するということです。
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