“カープはこの遠征から戦い方を変えてきている” W解説は山本浩二と中畑清「先発投手の替え時が見どころ」【巨人ー広島】
◇プロ野球セ・リーグ 巨人ー広島(8日、東京ドーム) 2連敗は防いだ巨人ですが、この日の広島の先発は大瀬良大地投手。防御率は0.85と“無双”状態です。 【動画】8月7日の巨人戦ハイライトはこちら その大瀬良投手を打っているのが坂本勇人選手。6打数3安打としています。打撃が復調しているだけに期待がかかります。対する巨人は戸郷翔征投手は先発です。今季ノーヒットノーランを成し遂げた2人の対戦となっています。戸郷投手は前回8月1日の阪神戦では5回6失点とらしくない投球でしたが、広島対策はしっかりしているようで、「先制点を奪われないこと」の大切さを強調しました。 この日の解説は山本浩二さんと中畑清さん。 山本さんは「ジャイアンツにとっては結構大事なゲーム。まだ先はあるけど、きょう負けたらイメージ的によくない。広島は・・・『負けてもいい』という気持ちでやると、いまのカープは強い、本当に強い。ピッチャー、守り、足とで絡めると本当に強い」と語ると、「しかも広島はこの遠征から力を入れてきている。ここは勝負だとみてやってる。きのうの継投とか見てると、そう感じるので、非常に面白くなるでしょう」と広島の新井貴浩監督と藤井彰人ヘッドコーチのベンチワークに言及しました。 また、相棒を務める中畑さんは「両チームが本気モードに入ってるのを感じるし、試合中にもそういうワークが出てくると思う」と一言。きょうの見どころについては「両投手の替え時。どっちが先におりるのか、ベンチワークの覚悟がそこで出てくると思う。そのピッチャーをおろすだけの攻撃が両チームができるか。戦い方も見物ですね」としています。 プレーボールは午後6時です。