長谷部が現役引退を表明 元日本代表主将、40歳―サッカー
【フランクフルト(ドイツ)時事】サッカー元日本代表で、ワールドカップ(W杯)に3大会連続で出場したMF長谷部誠(40)=アイントラハト・フランクフルト=が17日、今季限りでの現役引退を表明した。 ドイツのフランクフルトで記者会見し「今季を最後に引退することを決めた。残りのシーズンに集中するため、きょう発表することにした。引退後はクラブに残る」と述べた。 静岡県出身。名門の藤枝東高から2002年に浦和入り。2年目からレギュラーに定着し、06年のリーグ優勝や07年のアジア・チャンピオンズリーグ制覇などに貢献。08年にウォルフスブルクに移籍して以降はドイツでプレー。ニュルンベルクを経て、14年からEフランクフルトに所属した。 リーダーシップと万能性を持ち、日本代表で長く主将を務めた。W杯は10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシアの3大会に出場。ロシア大会限りで代表を引退した。代表通算では114試合に出場して2得点。