ガウフがシフィオンテク破る サバレンカの年間1位確定 WTAファイナルズ
【AFP=時事】女子テニスのシーズン最終戦、WTAファイナルズ(2024 WTA Finals)は5日、サウジアラビア・リヤドでシングルスのラウンドロビン2試合が行われ、大会第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)が連覇を狙う第2シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を6-3、6-4で破り、準決勝進出を決めた。 【写真】敗れたシフィオンテク(その他全7枚) この結果、アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)の年間世界ランキング1位が確定した。2位のシフィオンテクがサバレンカを抜いて1位になるにはガウフ戦での勝利が必要だった。 ガウフはシフィオンテクに過去12戦11敗だったが、この日はストレート勝ちでラウンドロビン2連勝を飾った。 試合後には「最高の気分。対戦成績のことは頭にあったが、自信を持って試合に入ることができた」と話した。 シフィオンテクは47本のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立った。今大会は9月の全米オープン(US Open Tennis Championships 2024)以来の復帰戦となっており、試合後には2か月の休養を取った影響もあったと明かした。さらに、ウィム・フィセッテ(Wim Fissette)新コーチを迎えての初陣であることもあって「いつもより難しくて、普段とは異なる」状況だとしつつ、「次の試合ではもっと頑張りたい」と切り替えた。 もう1試合では、第8シードのバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)が6-3、6-3で第6シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)に勝利した。前回準優勝のペグラは、これで2試合連続のストレート負けで敗退が決まった。 同組ではシフィオンテクとクレイチコバが、準決勝に進むもう1枠を争う。7日のラウンドロビン最終戦ではシフィオンテクがペグラと、クレイチコバがガウフと対戦する。【翻訳編集】 AFPBB News