【裏金事件】『政権交代をする気はある?』立憲・泉健太代表を直撃「大臣・副大臣・政務官だけで約80人必要、議席少なすぎるのが問題」ミッション型内閣で野党は賛同するか
――裏金疑惑、これまで自民党関係者や、元検事を中心に話を聞いてきましたが、今回は立憲民主党の泉健太代表に、野党の立場から聞いていきます。 泉健太代表「裏金確定 即、退場」と熱弁、維新と「意気投合しているか」と聞かれると… (泉健太氏)根本的には、やっぱり違法だということです。東京地検が捜査に入ったように、適法であれば捜査に入らない。 私がよく言うのは「スポーツで言えばドーピングをしてるのと一緒だ」と。ドーピングしている選手と戦っていたら勝負にならないわけで、この場合競技会から追放ですから。額が多い少ないの問題ではなく、裏金を作る行為そのものが許されていないので、法律改正の話に行きがちなんですけれども、いやいやまずは実態を解明しなきゃいけない、ということです。 あと自民党さんは破った側ですから、法律を改正しようという話を自民党の側から持ち出してくるのは、「盗人猛々しい」ということになるんじゃないか、そんな思いを持っています。
「まず派閥というものが、ほとんど立憲民主党にはない」
――パーティー券のノルマやキックバックは、立憲民主党にはあるんでしょうか。 (泉健太氏)まず派閥というものが、ほとんど立憲民主党にはないです。パーティーをやるケースはあるんですが、一番大きいのは不記載かどうか、収支報告書に載せているかどうかです。例えばノルマ以上にチケットを売った場合に、その人にインセンティブとしてお金を戻すことはあって、そのものは問題ないんですけども、そこを隠されてしまうと活動もわからない、もしかしたら賄賂になっているかもしれない、ということが見えないので、やはり立憲民主党の場合は、記載をちゃんとしています。 ――裏金っていうのはなんですか、やっぱり政治家は金が欲しいものですか。 (泉健太氏)いや我々にはそんな文化ないんです。ただ、見聞きしたり、感じることで言うと、自民党の議員で既に辞職して、裏金を個人的に集めてやってた人の場合は、「銀座で豪遊してた」という話ですよね。ですから我々に比べると飲食費、遊興費、様々な金の使い方は、文化が全然違う感じは受けます。