新生活へ!春の自動車教習所 進学前の若者「路上練習に緊張」「クラッチが…」 人手不足を肌で感じ…バス運転手めざす人も「役に立ちたい」
西沢知紗さん: 「全然、雰囲気が違うので、右に寄ったり、難しくて緊張する。(免許取れたら)家族乗せて、行ける範囲で旅行に行きたい。(家族は)『早く運転して、どこかへ連れて』と言っている」
■クラッチ操作に苦戦…
こちらもまもなく卒業の高校3年生・吉沢勇人さん(17)。 4月、都内の大学に進学します。この日は4回目の技能教習。 指導員: 「ルームミラー、ドアミラー、合図。ドアミラー、目視して右によけていく」
吉沢さんはマニュアル車も運転できる通常の普通車免許を取る予定。 吉沢さんのような人は教習生の3割ほどで残り7割はオートマティック車限定です。 高校3年生・吉沢勇人さん(17): 「親もマニュアル取った方がいいと、僕もマニュアル乗りたい気持ちがあった」
まだクラッチ操作に苦戦―。 指導員: 「はい、エンスト。残念、頑張って」 その後もひたすら練習。
吉沢勇人さん: 「クラッチ操作が難しいところはあるが楽しい。大学は都心の方なので、車は長野に帰って来た時だと思う。その時に運転したいな。(将来は)スポーツカー系とか乗ってみたいので、マニュアル取った方がいいかなと思いました」
指導員: 「動かないってことであれば半クラッチまで足が上がってないってことなので」 県内で6カ所ある、バスを運転するのに必要な「大型2種免許」を取得できる教習所です。教習用のバスは20台。 バス会社とも連携し、年間500人のドライバーを送り出していて全国最大規模ということです。
駒ヶ根自動車学校・中畑邦彦社長: 「県外から合宿という形で、大型2種免許取りたい人を受け入れている。毎週多い時で20名近く、10日から2週間かけて免許を取りに来ている。ここ半年くらいインバウンドの影響だと思うが、バス会社も人を多く集めているので、当校もここ半年、従来のような需要があります。ですから、増えている」