【競歩】池田向希、血液ドーピング疑いに所属先「事実関係を確認中」暫定的な資格停止処分
世界陸連の独立不正監査機関にあたるアスリート・インテグリティ・ユニット(AIU)は1日、男子競歩の池田向希(26=旭化成)が血液ドーピングの疑いで暫定的な資格停止処分を受けたと発表した。 【写真】東京五輪で銀メダルを獲得した池田向希 AIUによれば、血液などのデータを蓄積して数値の変化を継続的に調べる「生体パスポート」で疑わしい数値が示されたという。生体パスポートは禁止薬物の陽性反応が出なくても、長期にわたるドーピングの兆候を示す場合がある。AP通信も2日、池田の血液ドーピング疑いについて報じており、現時点で記録抹消などの具体的な処分は明らかにされていないという。 所属先の旭化成の担当者は「事実関係を確認中です」とした。 池田は21年東京オリンピック(五輪)20キロ競歩で銀メダルを獲得。22年世界選手権オレゴン大会でも銀メダルをつかみ、今夏のパリ五輪では7位に入った。タレントの池田美優(みちょぱ)の、はとことしても知られている。