北井佑季「お客さんが多いのはやっぱり嬉しい」400バンクに変わった熊本競輪場で最初の優勝者めざす/決勝
熊本競輪「令和6年能登半島地震復興支援競輪 熊本競輪再建記念(FI)」は21日に2日目を開催。22日の最終日、S級決勝12Rを走る北井佑季に話を聞いた。 準決勝11Rで逃げ切った北井佑季。初日特選では山崎芳仁の差し切りを許したが、今度は問題なく押し切った。 「岡村(潤)さんが前を取ってくれたし、ラインも長かったので。中団が並走しているのもわかった。風自体は初日よりもあったけど、1走してバンク特性もなんとなくわかったので、いいイメージで走れた。直線は400の中では長い方だけど、コーナーのカントがあるし、内を走ってる方が有利だと思う。脚の感じも初日より良かったですね」 早くも新バンクを手の内に入れた様子。普段から積極的に戦っている北井向きだと言えそうだ。 「お客さんが多いのはやっぱり嬉しいし、力になる。決勝も力を出し切りたい」 リニューアル初戦で土曜日、日曜日は多くのファンが来場した。今年はFI戦を走れば4節全て優勝。先月の高松宮記念杯でGIを初制覇した、もっとも勢いに乗っている男が400バンクに変わった熊本競輪最初の優勝者を目指す。(netkeirin特派員)