「10K」トレンドを引っ張った「G430 MAX 10K」が今年一番売れたドライバー! 2024年間ドライバーランキングベスト15
大慣性モーメントドライバーが人気の1年だった
年間ランキングは、1位2位が上下左右の慣性モーメント合計が10000g・cm2超え、いわゆる10K超えモデルとなりました。ピン「G430 10K MAX」、テーラーメイド「Qi10 MAX」、ともに「10K」を前面に押し出しており、まさに2024年のトレンドを象徴する結果になったと感じています。 【写真】ロフトを立てた構えで失敗する人が多い! これが正しく構えてヘッドを上から見た時の景色です 3位の「Qi10」は10K超えこそしていませんが、同社2023年モデルの中で一番オートマチックとされていた「ステルス2 HD」と同クラスの慣性モーメントを達成しているとのことでしたし、4位の「ゼクシオ13」、5位の「パラダイム Ai SMOKE MAX」にいたるまで、慣性モーメントの大きさをうたっています。とにかく、ミスに強い、直進性能に優れたモデルが上位にランクインしている印象です。 また、ヘッド素材については「カーボン」が当たり前になってきているように思います。ベスト10の中で、カーボン素材を用いていないのは3位の「ゼクシオ13」と6位の「G430 MAX」、10位の「GT3」のみです。 「Qi10」はフェースも多層カーボンですし、ドライバーのヘッド素材にカーボン素材を用いたものが目立っていたと感じます。 通常のランキングでは上位に入っていなかったモデルが入ってきているのも面白いですね。「パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆」が9位にランクインしたのには少し驚きました。ツアーモデルですが、やさしく打てるといった声も聞かれたので、毎月ある程度の本数が売れていて、その積み重ねが結果に表れたのですね。(有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店・高鹿佑基店長)
年間1位 G430 MAX 10K ドライバー(ピンゴルフジャパン)
8層のカーボンをクラウン部分に採用したカーボンフライラップ・テクノロジーの採用と極薄フェースで軽量化。余剰重量を最適配分したミスに強い低重心設計に加え、ヘッド後方には固定式高比重ウエートを搭載し、深重心化も実現しています。慣性モーメント上下左右1万(10K)超えをかなえ、ミスを恐れず振っていけて理想の高さでブレずに狙えます。長さ:45.75インチ。2024年2月8日発売。メーカー希望小売価格:10万4500円(税込み)