「反抗期を待ちわびて」浅香唯(54) 目元そっくりと話題のひとり娘との日常「準備は万全です」
結婚22年、16歳の長女の子育てをしている浅香唯さんには、いま、ちょっとユニークな悩みがあるといいます。つきあって35年という夫婦の関係についても聞きました。(全5回中の4回) 【画像】ええ!姉妹にしか見えない16歳の長女と浅香唯さんのツーショット(写真7枚)
■目元がそっくりな娘に「自分のイライラをぶつけないように」 ── 現在、16歳のお子さん・陽舞莉(ひまり)ちゃんのママでいらっしゃいます。以前、公開されたインスタグラムでのツーショット写真では、「目元がママそっくりで可愛らしい」と話題を呼んでいました。とても仲の良い様子が伺えますが、お子さんとの向き合い方で心がけてきたことはありますか?
浅香さん:子どもを「叱る」場面では、できるだけ「怒らない」ように心がけてきたつもりです。望ましくない行動を注意したり、大切なことを伝えるために叱っているつもりが、あとから振り返ると、そこには「怒っている自分」がいるなと、あるときふと気づいたんです。「なぜ、何度言ってもわからないんだろう?」と、イライラした怒りをぶつけてしまっていたんですね。 でも、それって私自身の感情であって、子どもには関係のないことだなと。それから、子どもを叱るときは、“これは私の怒りではないのか?”と、ひと呼吸おいて考えるようになりました。とはいえ、やはり人間なので感情が先走ってしまうこともあって、なかなか難しいなあと感じますね。
── それに気づいたのは、なにかきっかけが? 浅香さん:やっぱり子どもの反応ですよね。成長するにつれて、聞く耳を持ってくれるときとそうではないときがあって、“いったい何が違うんだろう”と思ったんです。すると、ちゃんとコミュニケーションを取りながら、何がダメだったのかを穏やかに伝えられたときは、ちゃんと理解してくれていることに気づきました。 ── コミュニケーションといいますと? 浅香さん:うちでは、スキンシップをすごく大事にしてきました。 “私は絶対的にあなたの味方で、あなたが大好きなんだよ”といつも感じてほしくて、一緒にお風呂に入ったり、ベッドで横になっておしゃべりをしたり。すると、娘も自然と悩みを話してくれるんです。「大好き!」と伝えて“むぎゅっ”とするのは、それこそしつこいくらい続けてきましたね。スキンシップをたくさんとって信頼関係ができていると、聞く耳を持ってもらいやすい気がします。