【船橋競馬・若潮スプリント】1番人気のギガースが重賞3勝目 森泰斗「佐藤裕太厩舎のすごさを感じます」
船橋競馬場で29日に行われたSⅢ第4回若潮スプリント(3歳、1200メートル)は、1番人気のギガース(牡・佐藤太)が中団から運び、逃げたオーソレリカをゴール前で捕らえて、重賞3勝目を挙げた。勝ちタイムは1分14秒1(重)。半馬身差の2着に9番人気のオーソレリカ(牝・水野貴)、さらに5馬身差の3着に2番人気ザイデルバスト(牡・川島一)が入った。1着馬は7月18日のSⅡ習志野きらっとスプリント(船橋1000メートル)と同10日のSⅡ優駿スプリント(大井1200メートル)への優先出走権を獲得した。 アマネラクーンで制した22日のプラチナCに続き2週連続重賞Vの森泰斗は「(斤量58キロを背負い)返し馬から多少背中がいつもより重いぞという雰囲気を醸し出していましたが、終わってみれば地力が違いましたね。重賞3勝目ですし、いつもすごくいい状態で仕上げてくれる佐藤裕太厩舎のすごさを感じます。ダービーもこの勝負服ですし、いい弾みができたかなと思います」と、笑みが絶えなかった。 なお、6月5日のJpnⅠ東京ダービー(大井2000メートル)では同厩舎で同馬主のシシュフォスに騎乗を予定している。
東スポ競馬編集部