飛ばし屋タレント・ユージが「ギアーズ」のスウィング分析レッスンに挑戦! 「飛ぶけど曲がる」悩みはヘッドスピードを落とさず解消できる!?
【飛ばしの問題点】体が起きて回転しなくなる!
「左サイドの動きでスウィングするユージさんは、ダウンスウィングから体が起き上がってしまいます。そのため、左肩が回らなくなってインパクトで詰まるんですよ。こうなると、ボールが遠くなってトップするし、手首が急激に返って、引っ掛けもプッシュも出てしまいます」(奥嶋)
いかり肩インパクトをなで肩に変身だ!
“回転力アップにイメージチェンジ” ユージ 僕の球の曲がりの原因は、この左肩のすくみというか詰まっちゃったインパクトの形に表れているんですね。 奥嶋 そうですね。ユージさんのインパクトは、そんなに悪いわけではないんですが、ヘッドスピードが50m/s以上あるので、ちょっとした打点のズレやヘッド軌道やフェースの向きの違いが、300ヤード先では大きな曲がりになってしまうんです。 ユージ インパクトで伸び上がって、左肩が窮屈になっちゃうのは自分でもわかっているんですけど、どうすればいいのかがわからない。 奥嶋 ユージさんは、始動からフィニッシュまで左サイドの力でスウィングしています。左腕、左肩を動かして高いトップを作って、左腰の引っ張りでクラブを上から下に加速させていますね。 ユージ 確かに、重力の力も借りて、ヘッドを加速させるイメージは持っています。 奥嶋 でも、ユージさんの場合、そこにインパクトが詰まってしまう原因があるんです。この動きを修正するには、イメージの変換が必要です。 ユージ イメージの変換? 奥嶋 いまは飛ばしに特化していて、体の重心を上下させるタテの動きが強すぎるので、体を回転させる動きを足すといいんです。そうすると、持ち前の飛距離に、方向性をプラスすることができます。 ユージ それで、いかり肩も軽減されるんですね。
レッスン前のスウィング
【データ解析】肩のラインが29.5度の左上がり インパクトのとき、体は右に22.1度傾いていているが、肩のラインは29.5度の左上がり。コマと軸の関係を考えればわかるように、体の中心線と肩のラインは直角になるほど回転しやすいが、左肩をすくめる動きが入っていて、スムーズに回転できていないことがわかる
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