飛ばし屋タレント・ユージが「ギアーズ」のスウィング分析レッスンに挑戦! 「飛ぶけど曲がる」悩みはヘッドスピードを落とさず解消できる!?
2024年4月23日号の「週刊ゴルフダイジェスト」では、飛距離も曲がりも超人的なタレントのユージさんのスウィングを数多くのツアープロを教える奥嶋誠昭コーチが徹底分析! それは、ユージさんを被験者として“飛ぶけど曲がるゴルファー”に共通する問題点をあぶり出し、ヘッドスピードを落とさずに曲がりを抑える方法を読者に伝えるというものだ。「みんゴル」でもその一端を紹介しよう。 「ギアーズ」のスウィング分析レッスン(動画)
被験者/ユージ
1987年生まれ。アメリカ・フロリダ州出身。2004年からモデルとして活動を開始し、現在はモデル、タレント、俳優として幅広く活躍中。芸能界一飛ばす男として、ドラコン競技で349ヤード飛ばした経験もあるが、球が曲がってしまうのが悩みのタネ。
分析官/奥嶋誠昭
1980年生まれ。神奈川県出身。谷原秀人プロ、木下稜介プロ、稲見萌寧プロ、高橋彩華プロなど、これまで数多くのツアープロのコーチを務めてきた。横浜のリアルスイングゴルフスタジオでGEARSを使ったアマチュアレッスンも行う。
GEARSでスウィングを徹底分析!
頭からつま先まで体中に26個、クラブに6個のマーカーを付け、多方向から測定。体とクラブの動きを可視化、数値化して、スウィングを3次元で分析する。インパクトゾーンのヘッド軌道と打ち出された弾道はトラックマンによって計測した。
左肩の詰まりがぶっ飛びゴルファーの落とし穴! “体の回転にブレーキがかかる” 奥嶋 ユージさんのスウィングをギアーズで分析しましたが、まず自分では、バックスウィングをどうやって上げていますか? ユージ クラブを遠くに真っすぐ引く感じです。これまでインに引き過ぎて、ダウンスウィングでは逆にアウトから下りてしまっていたので。 奥嶋 では、ダウンスウィング以降は? ユージ 左腰を後ろに引こうとしています。前は腰が左にスライドしていたので、左腰を後ろに引いていく感じです。 奥嶋 自分のイメージと実際の動きにはギャップがあって、プロレベルに近いほど差は小さくなりますが、ユージさんにもギャップはありますね。 ユージ もしかして、思い込みが激しいタイプ? 奥嶋 たとえば、ダウンスウィングで左腰を後ろに引くと、左足が伸びて、体は起き上がらないはずなんです。でも、左腰を引こうとして、左ひざや左足首だけじゃなく、左股関節も伸びて、体が起き上がってしまうんですよね。 ユージ そうなんです。 奥嶋 ユージさんだけじゃなく、多くの飛ばすゴルファーも上体が起き上がって、体が回転できなくなってインパクトが詰まる傾向があります。こうなると、体とボールの距離が遠くなって、トップしやすくなります。 ユージ よくトップします! 奥嶋 それと、インパクトで詰まると、手が急激に返ってしまうので、振り遅れたらプッシュスライスで、タイミングが早いとチーピンも出ます。 ユージ それって、僕そのものじゃないですか! 奥嶋 球が曲がるインパクトの詰まりですが、ユージさんの場合、左サイドを使い過ぎているからだとわかります。左肩、左腕でクラブを上げるのでトップがアップライトになり、切り返しから左足を強く踏んで、左肩、左腕でクラブを引っ張っていますね。 ユージ 左サイドかぁ~。
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