アーセナルとレアル・ソシエダの要求額に隔たり…メリーノ移籍成立は市場最終盤までもつれる可能性も
アーセナルはレアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFミケル・メリーノの獲得に動いているが、交渉が移籍市場の最終盤までもつれる可能性があるようだ。イギリス『Independent』が報じている。 【動画|アーセナル vs リヨン】プレシーズンマッチ エミレーツカップ2024 今月初旬にスペインメディア『Relevo』は、アーセナルとメリーノが個人合意に達したと報じており、移籍の成立が近いと思われていたが、アーセナルとレアル・ソシエダのクラブ間合意にまで至っていない。 交渉が行き詰っている理由として、両クラブの希望する移籍金に開きがあるようだ。『Independent』によると、レアル・ソシエダは3500万ユーロ(約56億円)の移籍金を望んでいるが、アーセナルは2500万ユーロ(約40億円)に近い金額を3年間の分割払いすることを検討しているようで、両クラブの要求額に隔たりがある。 メリーノとレアル・ソシエダの契約は2025年6月までとなっており、来夏にフリーでの放出を避けたい同クラブは、好条件の契約延長オファーを出すとも噂されているが、個人合意報道も出されている通り、メリーノ本人もアーセナル移籍に熱心のようだ。 同メディアは、メリーノのアーセナル移籍が実現する可能性は高いが、両クラブの要求額に差があることから、交渉が長期化すると予想しており、移籍金の額や支払い方法がポイントになる。 また移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、メリーノの移籍について「契約金額は2500万ユーロを少し上回ることになるだろう」と見解を示している。そしてリヴァプール移籍が取りざたされたマルティン・スビメンディの残留の決断は、「メリーノの将来に影響を与えない」と伝えている。 メリーノは2017-18シーズンにニューカッスルでプレーしており、そのシーズンは25試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。アーセナル移籍を希望しているとも言われるメリーノは、プレミアリーグに復帰することになるのだろうか。今後の動向に注目だ。
SPOTV NEWS