「地上波はあり得ない」配信限定の衝撃ドラマ もうどんな過激マンガでも実写化できる時代?
配信限定だと地上波よりも過激さ上昇?
近年は特定の配信サービスでしか観られない映像作品がどんどん増えており、地上波での映像化はとうてい考えられないような過激なマンガのドラマも、豪華キャストで次々作られています。人を選ぶ内容ではあるものの、好評を博した作品を振り返ります。 【画像】え…っ?「森崎ウィンの笑顔が怖く見えるなんて」「ほんとに溝端淳平?」こちらが実写『外道の歌』後編から本領発揮の悪役たちです ●『外道の歌』 2024年12月6日からDMM TVで配信が始まったドラマ『外道の歌』は、「ヤングキング」(少年画報社)で連載された渡邊ダイスケ先生の『善悪の屑』と続編『外道の歌』が原作です。 悲しい過去を持つ主人公のカモこと「鴨ノ目武(演:窪塚洋介)」と、トラこと「島田虎信(演:亀梨和也)」が、耐え難い悲痛を抱えた被害者の代わりに、法の裁きを逃れた加害者たちに復讐する姿が描かれます。 直接的な見せ方はなるべく避けてはいるものの、原作のグロテスクな拷問シーンが再現され、熱した鉄棒を性犯罪者の肛門に挿入するなど、生々しい描写が含まれているほか、冒頭から恐ろしい殺人シーンもあり、視聴には注意が必要です。 窪塚さん演じるカモや亀梨さん演じるトラには、「ハマり役」との声があがっています。特に、窪塚さんの低音ボイスは、拷問の恐ろしさや冷静で狂気的なカモのキャラクターを際立たせていると好評です。 20日に配信された第3話では、カモが「復讐代行屋」になったきっかけの、あまりにも悲惨な過去が描かれました。「園田夢二(演:森崎ウィン)」や「朝食会」の面々も登場した物語の展開も注目されており、4話以降も目が離せません。 ●『七夕の国』 『寄生獣』で知られる岩明均先生のマンガ『七夕の国』は、2024年7月から「Disney+」で実写ドラマ化され、作中の過激な描写の数々も注目を集めました。とある町で謎の球体による怪事件が相次いで発生し、超能力「小さな穴を開ける力」を持つ平凡な大学生「南丸洋二(演:細田佳央太)」が真相を追う物語です。 本編では謎の球体が人体をえぐり、体が下半身だけになったり、内臓が露わになったりする場面がVFX技術でリアルに再現されています。さらに、一連の怪事件を引き起こした「丸神頼之(演:山田孝之)」の特殊メイクも話題です。鳥やニワトリを思わせる異形の姿は山田さんと気が付けないほどで、多くの視聴者に恐怖を与えました。配信限定のメリットを生かして、原作の衝撃的描写をしっかり描いた実写版として高い評価を受けています。 ●『今際の国のアリス』 『今際の国のアリス』(原作:麻生羽呂)は、Netflixでシーズン2まで配信されたサバイバルサスペンスドラマです。異次元の東京に迷い込んだ主人公「アリス(演:山崎賢人)」と仲間たちが、現実世界に戻るために「げぇむ」と呼ばれる生死を賭けた試練に挑みます。 作中では人間の心理を揺さぶる恐ろしいげぇむが次々登場し、特に「かくれんぼ」というげぇむでは、アリスの親友「チョータ(演:森永悠希)」や「カルベ(演:町田啓太)」が首輪を爆破されて死亡するなど、グロテスクで残酷な描写が展開されました。その他にも、登場人物が自ら腕を切断するシーンや、硫酸を浴びてもがき苦しむ姿など、配信限定で正解と思わされる場面が相次ぎます。 げぇむの残酷さと緊迫感で高い人気を得た『今際の国のアリス』は、シーズン3の制作も決定しており、すでにファンから期待の声が多く見られます。 ※山崎賢人さんの「崎」は「たつさき」
LUIS FIELD