エレン・デジェネレス、ヘンリー王子夫妻を捨ててイギリスへ トランプ新政権誕生前に移住
ドナルド・トランプ元大統領が政権に返り咲くことを受けて、他国へ移住することを考えているセレブたちが増加しているというハリウッド。先日エヴァ・ロンゴリアが夫の故郷であるメキシコとスペインに引っ越す決意を固めたと話し、ニュースを賑わせたがすでに移住した人もいることが明らかに。エンタメサイト「TMZ」によるとエレン・デジェネレス&ポーシャ・デ・ロッシがイギリスで新生活を始めたという。エレンはカマラ・ハリス民主党候補を支持すると発表していた。
同サイトによると2人はトランプの勝利が決まるとすぐにイギリスのコッツウォルズの家にお引越し。2人はこの家を選挙前から持っていたという。コッツウォルズはなだらかな丘が続く田園地帯で、イギリスでも最も美しいカントリーサイドとして人気を集めている。デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻やケイト・モス、ステラ・マッカートニー、エリザベス・ハーレイらセレブたちが住んでいることでも有名で、チャールズ国王の持っているハイグローブハウスもコッツウォルズに位置する。エレンもこれからは彼らのご近所として暮らしていくもよう。
エレンはこれまでヘンリー王子とメーガン妃の暮らすモンテシートに住んでいた。両カップルが仲がよく、王子と妃はエレンが自宅で開催したパーティーに出席していたことも。メーガン妃は王室離脱後、エレンのトーク番組にも出演している。エレンはこのモンテシートにある家を売りに出す計画を立てているという。つまり少なくともこのエリアには戻ってこないということになる。
モンテシートやその近くのサンタバーバラはリベラルな住民が多いエリア。エレンと同じようにハリス候補を支持することを公表していたオプラ・ウィンフリーも住んでいる。新聞「ニューヨークポスト」の報道によるとトランプの当選が決まって以来、一部のトランプ支持者たちがモンテシートに隊列を組んでやってきて旗を振ったり騒音を起こしたりして、オプラらリベラル派に対する嫌がらせをしているという。ヘンリー王子とメーガン妃も彼らのターゲットだと同紙は報じている。トランプがビザ問題に関してヘンリー王子を特別扱いしない姿勢を示していることは、以前から度々報じられてきた。関係者によると元大統領が政権に復帰するのを受けて「王子たちは眠れない夜を過ごしているだろう」という。影響力も大きく、何より仲が良かったエレンたちの国外脱出は2人にショックを与えていると見られている。