日本代表DF長友佑都「三笘みたいなプレーしたら最悪の事態になる。SBの長友を見せたい」自虐交えてシリア戦意気込む
日本代表は10日、アジア2次予選のシリア戦(11日・Eピース)に向けた前日練習を行った。 DF長友佑都(FC東京)は筋肉系のトラブルで別メニュー練習を行っていたが、「練習は合流できている。フルで。昨日(9日)から。準備はいつでも。まぁ心はいつでも万全ですよ!」と笑顔で話した。 シリア戦は途中出場が濃厚で、22年カタールW杯以来の出場となる。「次はないという思いで代表に来ている。代表でいた15年間は選ばれるだろう思って、危機意識は今ほどなかった。次はないかもしれない。その気持ちで戦ってます。大げさかもしれないけど、生きるか死ぬかの戦いを常にしてるなって。自分で奮い立たせながらやってますよ」と危機感がある心境を吐露。続けて、「長友まだ生きてるんだなと。長らく皆さんにプレーをお見せできてないんで。Jリーグを見ている人は見てるけど、代表戦しか見ない人もたくさんいる。長友まだ強く生きてるぞというのを見せたい」と、“長友らしい”プレーを誓った。 日本代表は6日のミャンマー戦から基本陣営の4バックから3バックに挑戦。監督や、時代が変わればサッカーのスタイルも変わってくる。代表生活が長いサイドバックは、「昔の縦だけの、将棋の香車のようなプレーだけではないぞって。現代サッカーにアップデートできてるんでね。そういう部分も、見せていきたいなと思います」とニヤリと笑った。 3バックのウィングバックで出場した場合について聞かれると、「僕はね、彼らにはない良さはあると思うので、調子乗りすぎてウィングみたいな、三笘みたいなプレーしたら多分最悪の事態になる(笑い)。そこは冷静に。意外にその辺は冷静に分析できるところあるんで、まぁサイドバックの長友をしっかり見せたいと思う」と冗談を交えながら、意気込んだ。
報知新聞社