【西武】今季3度目の6連敗で借金20 交流戦最下位に転落 渡辺久信GM兼監督代行「打球が弱い」
◆日本生命セ・パ交流戦 阪神4―1西武(7日・甲子園) 序盤の失点が最後まで重くのしかかった。連敗ストッパーを託されたエース高橋が5回までに4失点。初回、2回を3者凡退で切り抜けながら3回に4安打で3点を失い、5回にも3連打を浴びて1失点。渡辺久信GM兼監督代行は「彼に求めるものはエース。打てない時でも何とか勝ちをつけるのがエースだと思うし、そういう点ではここのところできていない」と今季8戦勝ちなしで5敗の右腕に苦言を呈した。 ベテランの40歳中村剛を休ませるために4番に元山を置くなどして打線を組み替えたが、機能せずに4安打。9回1死二、三塁から元山の二ゴロの間に1点を返すにとどまった。監督代行は「打球が弱い。もうちょっと思い切りよく、しっかり割り切っていってほしいところはいってほしい。そうやって打って打球が強くなっていけば、間を抜けたりする安打も出てくるだろうし」と打者に思い切りのよさを求めた。 今季3度目の6連敗で借金は最多の20に。阪神と入れ替わって交流戦最下位に転落した。9日の阪神の先発は6勝1敗でセ・リーグトップタイの才木。監督代行は「いろいろ対策は練ります。明日のピッチャーが多分、一番強力だと思うので。頑張ります」と連敗脱出を誓った。
報知新聞社