島根県出雲市の大社漁港で24日夜、海中に沈んでいる車が見つかり、25日朝から引き揚げ作業が行われた結果、車内から1人の遺体が発見されました。警察が身元の確認など詳しい調べを続けています。 海中に沈んでいる車が発見されたのは、出雲市大社町の大社漁港の岸壁で、24日午後8時半ごろ釣りをしていた人が見つけ警察に通報しました。 警察では、25日朝から潜水士を出動させて車の引き揚げ作業とともに、周辺の調べに入ったところ、午前8時前に海中の車の中から1人の遺体を発見、収容しました。 続いて重機を使って車の引き上げを行い、午前9時40分ごろ車を海中から港の岸壁に上げました。引き上げられた車は、鳥取ナンバーの普通乗用車で、目立った損傷は見られずナンバー表記からレンタカーと見られます。 警察では、遺体の身元の確認を急ぐとともに、車の走行経路や海中に転落した経緯など詳しい調べを続けています。