6速MTで745馬力 フェルナンド・アロンソ「傑作」と称賛 英アストン マーティンから限定モデル登場
サーキットに特化した内装
インテリアはモータースポーツ的な機能性を重視し、カーボンファイバーが大きく露出している。ステアリングホイールはよりスリムな形状となり、直感的な操作感を得るためにあらゆるスイッチが取り除かれた。 ギアセレクターも新しいデザインで、トランスミッション・トンネルはギア・リンケージが見えるよう大きくカットされている。また、スチール製ハーフケージが装備され、4点式レースハーネス付きのレカロ製レースシートが採用された。 内装トリムはアルカンターラまたはセミアニリン・レザーから選択可能で、ドアパネルにはメッシュのインサートとファブリックのドアプルが採用されている。 価格は不明だが、200万ポンド(約4億円)近い価格となることが予想される。そこからさらに購入者によって高度なカスタマイズが施されるだろう。 新型ヴァリアントについて、フェルナンド・アロンソ氏は次のように語っている。 「(ベースとなった)ヴァラーは、アストン マーティンの110周年を華々しく祝うものであると同時にわたしを奮い立たせ、サーキットを重視しながらもオンロードでもスリリングなドライビングが楽しめるような、レーシングカーにインスパイアされた過激なバージョンを作りたいと思わせてくれた。ヴァリアントは、限界走行に対するわたしの情熱から生まれたもので、Q by Aston Martinと密接に協力しながらデザインと技術仕様を楽しく開発できた。傑作が誕生したと確信している」
ジェームス・アトウッド(執筆) 林汰久也(翻訳)