＜欧州選手権　ポルトガル・スロベニア＞延長前半、PK失敗で涙を流すC・ロナウド（右）をなぐさめるポルトガル代表B・フェルナンデス（中央）（ロイター）

　◇欧州選手権決勝トーナメント1回戦　ポルトガル0―0（3―0）スロベニア（2024年7月1日　フランクフルト） 　サッカーの24年欧州選手権（EURO）ドイツ大会決勝トーナメント1回戦は1日、ポルトガル（F組1位）がスロベニア（C組3位）に勝利。0―0のまま延長戦でも決着つかず。今大会初のPK戦にまでもつれた激闘を制し、2大会ぶりの8強進出。FWクリスティアーノ・ロナウド（39＝アルナスル）が延長前半14分にまさかのPK失敗。試合中に涙を流すほど感情を爆発させたが、PK戦では1人目に登場し見事に成功。強靱なメンタルの強さを見せつけた。 　ネット上では延長前半14分、C・ロナウドがまさかのPK失敗により試合中に流した涙が「ロナウドの涙で俺の涙腺もやばい」「ロナウドの涙に驚き、同時にしびれた。アツい試合だった」「ロナウドの涙熱かった」「なんか今日の試合でロナウドのことが好きになった」「ロナウドの涙がチームを団結させた」と反響。 　感情を爆発させメンタルが崩壊しそうな状況でもチームメートからの励ましを受けピッチに最後まで立ち続け、PK戦では1人目に登場。この日何度もシュートを止められた名手GKオブラク（Aマドリード）からきっちりゴールを決めて“リベンジ成功”。PK成功直後には両手を合わせサポーターに謝罪するポーズを見せる場面があった。 　この強靱なメンタルの強さにネットからは「ロナウドはやっぱりメンタルもすげえ」「まさにスーパースター」「連続で失敗しないのが流石」「試合中にPK失敗して涙を流したら、常人ならそこで心が折れている」「サッカーの神様はしっかり見てた」「PK失敗後に涙するロナウドをチームメートが励ます光景と、PK成功後にサポーターに謝るロナウドの対比が印象的」「こういうドラマもあるからEUROは面白い」といった声が上がった。