写真：Impress Watch

PayPayは、特定の商品をお得に購入できる「PayPay 商品特定クーポン」を本格始動する。第一弾として、11月24日までスギ薬局グループで85商品を対象にクーポンを発行する。 【この記事に関する別の画像を見る】 「PayPay 商品特定クーポン」は、メーカーの要望に応じて特定の商品単位でクーポンを発行できる販促支援サービス。購入時に年齢確認が必要なアルコール飲料やみりんなども、PayPayのeKYC情報を活用し、対象年齢のユーザーにのみクーポンを配信可能とする。 メーカーは6,600万人のPayPayユーザーに対して新商品や季節商品の認知度向上と販促が可能。加盟店はクーポン取り扱いにより来客数増加や売上拡大が期待できるという。 これまでのキャンペーン事例においても、「PayPay 商品特定クーポン」対象商品の購買数やリピート率が向上し、クーポンが利用できる対象加盟店においては来客数が増加。クーポンをきっかけとした“ついで買い”による平均決済総額増を実現したという。 こうした結果を踏まえ、11月以降順次、対象商品数の拡充やクーポン利用対象加盟店の拡大を進める。今後の提供拡大予定として、サンドラッグやオーケーなどの加盟店や、アサヒ飲料、キリンホールディングス、ロッテなどのメーカー商品を予定している。 「PayPay 商品特定クーポン」は事前獲得型クーポンで、ユーザーはPayPayアプリからクーポンを獲得し、対象商品を購入すると自動で適用され「PayPayポイント」が付与される。メーカーは誰に購入されたかが可視化でき、施策費用の効率性が高い点が特長。加盟店のPOSシステムと購買情報をリアルタイム連携することで、手作業での購買情報収集や集計の手間を省き、クーポン適用によるポイント付与も即時反映される。