サウサンプトンに加入した菅原由勢 [写真]=Getty Images

　サウサンプトンに加入した日本代表DF菅原由勢に元日本代表DF吉田麻也（現：ロサンゼルス・ギャラクシー）がエールを送った。 【動画】菅原由勢に英語でエールを送った吉田麻也 　現在24歳の菅原は2019年夏に名古屋グランパスからAZへレンタルで加入し、翌年夏に完全移籍への移行が発表された。加入当初から右サイドバック（SB）を主戦場に活躍しており、公式戦通算198試合に出場し14ゴール29アシストを記録していたなか、今月14日にサウサンプトンへの移籍が決定し、2028年6月30日までの4年契約を締結したことが発表された。 　そんななか、サウサンプトンはクラブ公式X（旧；ツイッター）で、かつて名古屋でプレーしながら、サウサンプトンでも2012年8月から2020年1月まで所属し、公式通算194試合に出場した吉田から菅原への英語でのメッセージが届いた様子を公開した。 「ハロー、由勢。クラブへようこそ。まず初めに移籍おめでとう。以前話したようにいい選択だと思うし、クラブは歓迎してくれていると思う。彼らは日本人のメンタリティを知っているし、ピッチ内外でたくさん成長できると思う。ピッチ上に素晴らしいエネルギーを与えられるだろうし、ドレッシングルームに素晴らしい雰囲気を加えることもできるだろう」 「とても貴重な自分の時間を楽しんで、プレミアリーグは世界最高の一つだし、サウサンプトンも本当に素晴らしいクラブで、僕もそこに長くいた。何か質問か問題などあれば、どこにいようと電話してくれればいいし、常に味方でいるよ。僕のシーズンが終わったら、試合を見に行って会えることを願っている。グッドラック」 「そして、ファンたちへ。どうか彼の面倒をよく見てあげてください。彼はいい人でいい少年だ。彼は僕と同じクラブから来て、同じようにオランダでのステップを経てサウサンプトンに加入した。どうかプレミアリーグを楽しんで幸運を。僕は常にLA（ロサンゼルス）の日差しを浴びながら、TVで皆のことを追っている。ではまたね」 　この動画を見た菅原は「初めて英語で喋ってくれたので、僕もさらに英語を学ばないといけないね！」と語りつつ、「後で彼に電話をして、『アイラブユー』とでも言っておきます」と笑みを浮かべながら、英語で返答した。