大谷翔平

　韓国キウムからキム・ヘソン内野手（金慧成＝25）がドジャースと3年1250万ドル（約19億6000万円）で契約した。マリナーズ、カブス、パドレス、エンゼルスと競合し、最終的にドジャースを選択したが、その裏には大谷翔平がひと役買ったと伝えられている。 　大谷はキム・ヘソンがロザンゼルスに滞在中に会い、たくさんのアドバイスを送ったという。同じ代理人事務所「CAA」に所属するいわば〝先輩後輩〟の関係で、契約後はすぐ「ようこそ、友よ」とハングルで祝福メッセージを送っている。 　大谷は昨オフに山本由伸がドジャースと契約交渉する際も同席したとされ、2年連続で〝補強〟に貢献。改めて存在感と影響力の大きさを示した。米メディア「クラッチポイント」は「ドジャースのスター大谷はFA選手にとってどれほど魅力的か。チーム内で発言力のあるメンバーであり続け、他の選手との絆を築いている。キムをチャベス・ラビーン（ドジャースタジアム）に誘ったかはさておき、彼の意見が尊重されていることは明らかだ。山本、テオスカー、キム・ヘソンといった才能ある選手がロースターに加わり〝ボーイズ・イン・ブルー〟は世界中の人々の心に響き続ける」と大谷の〝グッジョブ〟を称賛している。