低迷するフジテレビも食指を伸ばし…坂口憲二『ほん怖』で“完全復活”のウラにあった「家庭の事情」
7月18日から、坂口憲二(48)の主演ドラマ『医龍-Team Medical Dragon-』(フジテレビ系)シリーズが再放送されている。平成に人気を博したドラマの復活を喜ぶファンも多い。今夏、坂口は俳優として本格的に再スタートしそうだ。 【画像】かっこいい…コーヒー焙煎士として活動する坂口憲二「爽やかすぎる笑顔」 「7月18日配信の『ピンズバNEWS』で、坂口さんが今年8月17日放送の『ほんとにあった怖い話』(フジテレビ系、以下『ほん怖』)で主演を務めると報じられました。近々正式発表すると思われます」(スポーツ紙芸能記者) 坂口は’18年に国が指定する難病「特発性大腿骨頭壊死症」の治療に専念するため、無期限で芸能活動を休止することを発表し、世間に衝撃を与えた。その後は『FRIDAY』’21年6月11日号が報じたように、コーヒー焙煎士として活動。表舞台から遠ざかっていた。ただ、止まっていた時計の針が動き始めている。 「’23年に木村拓哉さん(51)主演のドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)で、9年ぶりのドラマ出演を果たしました。その後、俳優活動のための個人事務所も設立。一部メディアでは、山﨑賢人さん(29)主演の映画『キングダム』シリーズや’12年に放送された小泉今日子さん(58)の主演ドラマ『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)の続編に出演する可能性も取りざたされています。『ほん怖』を機に、坂口さんを見る機会が増えそうですね」(芸能プロ関係者) 今年5月29日には、バラエティ番組『飯島直子の今夜一杯いっちゃう?』(BSフジ系)に出演するなど、坂口は少しずつ復帰の兆候を見せている。長らく、表舞台から遠ざかっていたが、なぜいま俳優業を再開しようとしているのか。 前出の芸能プロ関係者は、「“家庭の事情”が関係しているのではないか」と話す。 「’18年に活動休止を発表した時、坂口さんの奥さんは3人目のお子さんを妊娠していました。坂口さんは’14年に結婚し、2人の子どもがいますが、当時はまだ上のお子さん2人も手がかかる年齢だった。芸能活動よりも、病気の治療と家族で過ごす時間を優先したかったようです。ただ、『飯島直子の今夜一杯いっちゃう?』に出演した際、3人のお子さんが10歳、8歳、6歳になったことを明かしていました。子育てが少し落ち着いたことも、活動再開を後押ししたのでしょう」(前出の芸能プロ関係者) “復帰作”となった『教場0』を筆頭に、坂口の出演が取りざたされているドラマはすべてフジテレビ系の作品だ。坂口と同局の関わりは深いようで……。 「坂口さんは代表作である『医龍』シリーズを中心に、’00年代にフジ系の連続ドラマに多数出演していました。彼の中で“フジテレビに育てられた”という感謝の気持ちが強いんです。そのため、フジテレビからのオファーには前向きな姿勢を示しているそうですよ」(テレビ局関係者) 再放送中の『医龍』は、坂口演じる天才外科医の主人公が「チームドラゴン」を結成し、医療を取り巻くさまざまな問題に挑む物語。‘06年に連ドラで放送されたのを機に、’07年、’10年、‘14年とシリーズ化された。今後、この物語の“続き”にも期待が持てそうだ。 「『医龍』シリーズは平均視聴率がすべて12%を超えた人気作で、現在も続編を待ち望む声が多い。近年、フジテレビのドラマは視聴率で苦戦を強いられているので、『医龍』の続編は何としても制作したいところでしょう。『ほん怖』のオファーも、『医龍』復活を見据えてのものという見方もできます」(前出・テレビ局関係者) 令和に“チームドラゴン”が再結成する日も近い──。
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