笑い飯・哲夫、9年ぶりM-1審査員で「守秘義務」を告白 「一生懸命うそつきました」
「劇場の若手のネタは見ないようにしてた」と説明
赤松が「そうなったとしても誰も『ええ?』ってならんというか」と言うと、「ええ?ってなるよ」と謙遜。赤松が「『来たか』と。だって笑い飯以上にM-1のステージに立ってんのMC以外にないわけでしょう?」と重ねると、哲夫は「でも、そんなんあんま覚えてへんで、みんな。言われたら思い出してくれる人、おるやろけどな。中には」と返答。「ホンマ9年連続で(決勝)。そんなこともあるし、5位以上しかとったことないし、最終決戦には5回出場してるし。こんな成績残してるのって、俺らしかいてないねんけど」と大会での功績をよどみなく伝えた。 『THE W』では19年から6年連続で審査員を務めている哲夫は、「お笑いマニア」の部分に自信を持っているとし、M-1審査員に加わることへの思いを明かした。歴代王者が審査員を務めた15年の時とは味わいが違うのではと問われ、「レギュラー審査員メンバーの一員みたいな雰囲気があるからね、今回は。前はちょっと特別バージョンみたいな感じやったけどね。緊張感はすごいですよ」と重圧を打ち明けた。 今回は外れた富澤が、公平を期すため若手の情報を入れないようにしていたと紹介されると同意。「僕も審査とかになった時のために、『もしM-1とかで』ってなったらあかんから、劇場の若手のネタは見ないようにしてたんです。もしかしたらと思ってね」と明かした。赤松から「意識してたんや」といじられ、「するがな! するって」と白状。再びM-1での実績自慢を口にした。あえて事前に情報を把握する人もいるが、「僕は初出しもんとして見たいなって。『ここ知ってる』ってなったら、自分の中の採点基準がごちゃごちゃになりそうで」と話した。 赤松が昨年覇者の令和ロマンの見方が難しそうと言うと、哲夫は過去にも例(フットボールアワー、NON STYLE、パンクブーブー)があるとコメント。「俺らもそれを宣言してたからね。『M-1優勝して、もう1回優勝するっていうのは前代未聞やから、それをするために出続けるって考えてますが』っていうて、結局最後まで優勝できんかった」と笑いながら振り返った。
ENCOUNT編集部