【フィギュア】三原舞依、61.12点でSP7位 巻き返し図るフリーへ「幸せ表現できたら」
<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯>◇1日◇フランス・アンジェ◇女子ショートプログラム(SP) 【写真】SP7位発進となった三原舞依 【アンジェ=松本愛香通信員】22年GPファイナル女王の三原舞依(25=シスメックス)はジャンプのミスもあり、61・12点でSP7位発進となった。 冒頭のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを降り、続くダブルアクセル(2回転半)も決めたが、3回転フリップは空中で体が開いて2回転となるミス。ジャンプの得点が無効となり「緊張してタイミングが遅くなってしまった」と省みた。 ただ、スピンやステップシークエンスでは全てで最高評価のレベル4を獲得。「今季で初めて、練習から3回転-3回転(の連続ジャンプ)を跳んで試合に臨む形になった中、集中してやれた」と手応えも口にした。 昨季は右足首の負傷もあり、GPシリーズ1戦目を欠場。シーズン初戦も11月下旬のNHK杯まで出遅れた。復活を期す今季も完治はしていない中、GP1戦目から明るい姿を見せた。2日午後9時半(日本時間)開始のフリーへ向け「幸せな思いをスケートで表現できたら」と思いを込めた。 日本勢は樋口新葉(ノエビア)が66・98点で3位、住吉りをん(オリエンタルバイオ/明治大)が66・88点で5位発進。トリプルアクセル(3回転半)を決めたアンバー・グレン(米国)が78・14点の高得点で首位に立った。