少年社中「すいせいむし」紀伊國屋ホールで開幕、毛利亘宏「歴史ある書店に恥じぬ作品に」
少年社中 第43回公演「すいせいむし」が、昨日11月15日に東京・紀伊國屋ホールで開幕した。 【画像】少年社中 第43回公演「すいせいむし」より。(他24件) これは、26周年に突入した少年社中による新作公演。都心のどこかにある不思議な本屋・暁堂書店で、世界を終わらせることができる幻の本・すいせいむしを巡る人々の、“人生を懸けたトーナメント”が繰り広げられる。カク役を櫻井圭登、店主役を広瀬彰勇、しみむし役を杉山未央、焚(フェン)役を井俣太良、宇宙飛行士役を松田昇大、錬金術師役を加藤良子、勇者役を高崎翔太、カモメ役を納谷健、シェフ役を大竹えり、料理研究家役を内山智絵、ミステリー作家役を山川ありそ、純文学作家役を川本裕之、ラノベ作家役を北村健人、漂流者役を長谷川太郎、IT企業家役を川上将大、ロボット役を竹内尚文が演じる。 開幕に際し、脚本・演出を手がける毛利亘宏は「25周年興行にてお会いしたすべてのお客様・俳優・スタッフの皆様に大きな力を頂きました。本当にありがとうございました。これからも演劇を続け、皆様と共に歩んでいけるように少年社中は新たなチャレンジをすることにしました。今回の作品は従来の少年社中の作品性を保ちつつ、新たな地平を目指す公演です。このチャレンジをすばらしいゲストの皆さんやスタッフの皆さんと作れることを誇りに思っております」と語り、「紀伊國屋書店という素晴らしい書店の中にある劇場で『書店の物語』に挑戦しようと思ったのがこの作品の始まりでした。歴史ある書店に恥じぬ作品が出来たと胸を張れます。皆様が観劇を終えて書店に立ち入った時に今までと違った風景に見える作品になっております。皆様、ご期待くださいませ!」と呼びかけた。 上演時間は約2時間。東京公演は11月24日まで。その後、本作は28日から12月1日まで大阪・近鉄アート館にて上演される。 ■ 少年社中 第43回公演「すいせいむし」 2024年11月15日(金)~2024年11月24日(日) 東京都 紀伊國屋ホール 2024年11月28日(木)~2024年12月1日(日) 大阪府 近鉄アート館 □ スタッフ 脚本・演出:毛利亘宏 □ 出演 カク:櫻井圭登 店主:広瀬彰勇 しみむし:杉山未央 焚(フェン):井俣太良 宇宙飛行士:松田昇大 錬金術師:加藤良子 勇者:高崎翔太 カモメ:納谷健 シェフ:大竹えり 料理研究家:内山智絵 ミステリー作家:山川ありそ 純文学作家:川本裕之 ラノベ作家:北村健人 漂流者:長谷川太郎 IT企業家:川上将大 ロボット:竹内尚文 ※U-19チケットあり。