本木雅弘、お茶の間凍った伝説の紅白歌合戦 審査員の森光子さんがあ然「申し訳ないと思いながら」
俳優の本木雅弘が15日、NHK「あさイチ」で、大きな話題をさらった92年の紅白歌合戦でのパフォーマンスについて振り返った。 本木は27歳だった92年の紅白で、ソロで出演。コンドームの首飾りに、ジャケットの背中のファスナーを開き、お尻を見せるという過激パフォーマンスが大きな話題となった。 鈴木奈穂子アナから「周りに内緒で行ったということで、当時話題になりましたよね」と言われると、本木は「正直、この時もすでに独立してライブとかもしていて、それも長続きしないであろうと。そこでまさかの紅白のお話がきて、1回こっきりならば賭けにでて、記憶に残るパフォーマンスができればという感じでした」と過激パフォーマンスを局側にも内緒で行おうと思った心境を語った。 局側にもこの演出は伝えていなかったため「スタッフにも内緒で、楽屋もバンドの所でこそこそ用意して。舞台袖に紙袋で例の物を自分のスタイリストさんに持ってきてもらって、直前で首にかけて…という感じ」とギリギリまで小道具は隠していたという。 これに大吉は「NHKにダマでやるのは、大変厳しい処分が下るのでは…」と心配したが、本木は「だったんですが、なぜかこのシーン、エイズ撲滅のメッセージのパフォーマンスなんだと局に説明して、なんと、おとがめどころか、次の年の音楽番組の司会のお仕事を頂いた」とまさかの展開に。 ただ「紅白の司会に森光子さんがいらっしゃったが、驚きと困惑と憤りと、でもそれをどう表現したらいいか分からないっていう固まり方、そのお姿が申し訳ないと思いながら…。それが蘇りました」と振り返っていた。