選手村でも仲睦まじく……バレー日本代表の西田・古賀「エース夫婦」がパリ五輪中に見せた夫婦の絆
8月5日に行われたパリ五輪男子バレーボール準々決勝のイタリア戦で、日本代表はフルセットの死闘の末に敗退。会場には前日に敗退が決定した古賀紗理那(28)以下女子日本代表の面々が駆けつけていたが、予選1位通過の強国の壁を打ち破ることはできなかった。これで、男女ともにバレーボール日本代表のオリンピックは終焉を迎えることとなった。 【画像多数】「号泣のウラで…」柔道・阿部詩 ″合い鍵″半同棲のお相手は8歳年上「カリスマ美容師」 「日本のバレーボールが世界レベルにあることを証明してくれた試合だったことは間違いありません。今大会のMVPを挙げるとすれば、オポジットの西田有志(24)ですね。エースでキャプテンの石川祐希(28)が不調に苦しむ中、西田は予選から大爆発。 とくに今大会唯一の勝利を収めたアルゼンチン戦では、第1セットだけで5本のサービスエースを奪い、両軍最多の21得点を記録しました。各選手がコンディション不良に苦しむなかでこれだけのパフォーマンスを発揮できた背景には、妻である女子代表のキャプテン・古賀の存在があったと思います」(現地を取材した記者) 二人は’22年の大晦日に結婚を発表。以降、バレーボール界のビッグカップルとしてさまざまなテレビ番組に二人で出演するなど、競技以外にも活躍の場を広げていた。 「今回のパリ五輪は、選手村で提供される食事の質や量の低さなどが問題視されていた。加えて、男子代表の初陣となるドイツ戦は朝9時から、3戦目のアメリカ戦は夜9時からと時間までめちゃくちゃで、調整は困難を極めました。そんな環境の中で、気心の知れたパートナーがいたことは、西田にとって大きなプラス材料だったでしょう」(同前) 実際、現地記者の間で西田夫妻のパリでの“おしどり”ぶりが話題になったという。 「五輪開幕前の7月23日に行われたメディア向けの選手村内覧会で、西田夫妻が連れ添って歩くのを目撃しました。日中の、しかも人でごった返す選手村の中だったため手こそ繋いでいませんでしたが、時折肩や腕がぶつかるほど距離が近く、二人とも笑顔でしたね。 見学に来た報道陣の存在に気づくとすぐに離れてしまったため、少し申し訳ない気持ちになりました……(笑)。競技期間中はなかなかスケジュールが合わなかったようですが、限られた時間でお互いを支え合っていたようですよ」(選手村を訪れたスポーツ紙記者) 古賀は今大会を機に現役を引退し、西田は「次の五輪に向けての4年間のうち数年は代表を休む」と語った。長きにわたって日の丸を背負い、日本バレー界を支えた二人。今は存分に心身を休め、幸せな夫婦生活を送ってほしい。
FRIDAYデジタル