「音楽健康指導士」の資格を持つ長保有紀、会場を音楽レクレーション教室にして歌で認知症防止に?
飛雄馬さんの名前は、巨人ファンの父親が名付けました。本人は野球を目指さず、歌手として“星”を目指し、両親の反対を押し切ってデビューしました。 「同郷の島津亜矢さんの歌に感動し、歌手になりたいと思いました。でも子供の頃は歌が嫌いで、スナックで歌う父の姿を見て、『あんな大人になりたくない』と思っていました(笑)」
大阪府高石市出身の長保有紀さん。1985年に『女の人生待ったなし』でデビューし、1994年には『惚の字傘』で紅白歌合戦に初出場しました。 代表曲の『露の花』を披露した長保有紀さん。 「この曲は、2017年、「はずき」というペンネームで作詞しました。2019年には、自作詞のみを収録した35周年記念アルバム『「夢・うつつ」~はずき作品集~』を発売しました。作詞は、お風呂に入っているとき、口ずさんだフレーズを書き留めて、そこから作詞を始めます。いままで20曲ほど作詞をしました」 新曲『霧笛にぬれて』は、7月2日に発売されました。 「哀愁たっぷりのブルース艶歌で、新しい私の歌世界を広げる意欲作になっています」
長保有紀さんは「音楽健康指導士」という資格を持っていて、10月10日には大阪で「音楽健康指導士」養成講座の講師を務めます。また自宅でも音楽レクリエーション教室を開催しているそうです。 中山秀征さんが、「せっかくなので、会場のお客さんと音楽レクレーションをしてもらえますか?」とお願いすると…… 会場の右半分のお客さんに「♪夕焼け小焼け」を、左半分のお客さんに「♪お手てつないで」と、さすが音楽健康指導士だけあった、上手に説明をする長保有紀さん。 「相手につられないように歌ってください。間違えてもいいんです。考えることが大切です。少人数ほど難しくなるので、ご夫婦や家族でやってみてください」