全国3位の作付面積 香川県のニンニクが収穫の最盛期 収穫量は平年並み
KSB瀬戸内海放送
全国3位の作付面積を誇る、香川県のニンニクが収穫の最盛期を迎えています。 【写真】ニンニクの乾燥に使われている「葉タバコ」の乾燥設備
(ニンニク農家/森井幹夫さん) 「抜くときは、ガッサガッサいきます。(質は)悪くないかなと思っています。私にとっては白いダイヤなんです」 森井幹夫さんは、香川県琴平町の1.2haの畑でニンニクを育てています。 2024年は3月の気温が低く成長が少し遅れたものの、収穫量は平年並みだそうです。2022年の香川県のニンニクの収穫量は728tで青森県、北海道に次ぐ全国3位です。 香川県によると、かつて県内では「葉タバコ」の栽培が盛んで、その「葉タバコ」を乾燥させる設備がニンニクの乾燥にも使えるため、1975年ごろからニンニクを栽培する農家が増えていったということです。 (ニンニク農家/森井幹夫さん) 「この4年間のコロナ禍見ても、ニンニクの消費は減ってない、ということは免疫力をつける、やっぱりニンニクかなと思っています。夏バテするこの時期にニンニクを食べて、頑張って乗り切っていただき暑い夏を闘ってもらいたい」 「生ニンニク」の収穫は5月がピークで、1つ1つ手作業で皮をむき出荷します。6月には約12日間、乾燥させて水分を3割ほど落とした「乾燥ニンニク」の出荷がピークを迎えます。
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