「なつぞら」株上げた清原果耶 13歳当時から光る
次回はヒロインで?ワケあり千遥役を好演
「なつぞら」の千遥役は、ヒロイン・なつの生き別れた妹という重要な役どころだ。今月16日~21日にかけて放送された第25週では、千遥が娘(粟野咲莉)を連れ、なつの働くアニメ会社を突然訪ねてきた。28年ぶりの再会となったが、千遥は神楽坂の小料理屋で働いていた。しかしそこにはいろいろと複雑なワケがあり、そのエピソードが終盤を迎えたドラマを盛り上げるのに一役も二役も買った。 ネット上には、「次回はヒロインで」「ドラマ出演を重ねるたびに評価が上がっている」などと、清原の好演に対して高い評価が目立つ。まだ17歳という年齢で、容姿がいい場合は“アイドル女優”的存在感でクローズアップされることも多い世代だが、清原に関しては容姿の良さは良さとして、それよりもさらに俳優としての実力面での期待を抱かれているようだ。 「あさが来た」から4年が経ち、「なつぞら」で千遥役を演じる清原は、しっかりとした女優の顔になってきた。昨年の「透明なゆりかご」(NHK総合)での主演経験なども、自信を培う好機になったのではないか。将来が楽しみな女優がまた一人、増えた。 (文・志和浩司)