落語家の錦笑亭満堂さん（40）が21日、日本武道館で真打昇進興行を開催。イベント前の囲み取材で、出演予定だったスピードワゴンの小沢一敬さん（50）について語りました。

日本武道館で真打昇進興行を行った錦笑亭満堂さん

今回の興行『三遊亭とむ 改メ 錦笑亭満堂 真打昇進興行 ～満堂フェス in 日本武道館～』には、満堂さんと長年、公私ともに親交のある三遊亭好楽さんやナイツ、サンドウィッチマンなど豪華ゲストが登場。スピードワゴンも出演予定でしたが、小沢さんが13日に芸能活動自粛を発表し、井戸田潤さん（51）1人での出演となりました。 開演前の囲み取材で、スピードワゴン小沢さんについて記者から「一部出演者の変更もありましたが」と声を掛けられると、満堂さんは「そうですね、関係性もありますから、（井戸田潤さん）1人で出てくださいますし、その1人はもう僕はずっと応援になっている先輩なので」と返答しました。 「小沢さんから何か連絡はあったか？」という質問には「特にないです」と明かし、続けて「小沢さんからはないですけど、その代わりに相方の井戸田潤さんが色々フォローしてくださるということで。井戸田さんも1人で出るのちょっと不安かもしれないですけど、“お前と一緒に何かやろうか”みたいなことを初めて言ってくださったので、もしかしたら、ちょっとコラボみたいなことになるかもしれませんね」と、井戸田さんとのやりとりを明かしました。

満堂さんは、2023年7月に真打昇進を果たし、三遊亭とむから『錦笑亭満堂』を襲名。落語家による日本武道館での独演会は、満堂さんの名付け親である春風亭小朝さんが1997年に行って以来の2人目となります。 満堂さんは、日本武道館での開催について「名前も、錦笑亭満堂という誰もいない独立派閥みたいになっているので、逆にこの初代錦笑亭が活躍するための起爆剤としてこの武道館を選んだ」と明かしました。さらに、「なるべく初めてのことをやっていこうかなと思っています」と今後の活動についても意気込みました。