トマトやレタスは仕入れ値が3倍に高騰 一方、キノコが狙い目?「夏、秋本番、寒くなって出る」3つが一緒に
トマトやレタスなど、一部の野菜の値段が著しく高い状態が続いています。 一方、秋の味覚のキノコはさまざまな種類が店に並ぶ珍しい年になっていて、今が買い時です。 【写真を見る】トマトやレタスは仕入れ値が3倍に高騰 一方、キノコが狙い目?「夏、秋本番、寒くなって出る」3つが一緒に 山梨県甲斐市中下条にある青果店「とみや」です。 秋になっても残暑が厳しい影響などで値上がりしている野菜があります。 とみや青果店 大森功さん: 「今ちょうど(産地の)切り替えの過渡期になっていて葉物類は高い。本当に高いのはトマト。3倍くらい」 主に残暑の影響でトマトとレタスが不作となり、仕入れ価格は平年の3倍以上になっています。 さらにダイコンとキュウリ、キャベツの価格も平年の2倍前後まで上がっているということです。 一方でこの時期、店の看板商品であるキノコは様々な品種が店頭に並んでいます。 とみや青果店 大森功さん: 「夏に出るキノコ、秋本番に出るキノコ、寒くなって出るキノコこの3つが一緒になって出てきている。意外とこういう年は珍しい」 中でもお得なのは秋の味覚の王様マツタケで、例年より収穫量が多いことから店頭に出始めた8月中旬の半額近くまで値段が下がっています。 とみや青果店 大森功さん: 「(マツタケは)これからあと1週間くらいは出てくると思う。今年は楽しめるかなと」 そのほかハタケシメジやコウタケなど、鍋や炊き込みご飯にあうキノコが豊作で、一部の野菜が高値の中、食卓の主役はキノコになるのかもしれません。
テレビ山梨