M-1決勝進出・競争率は史上最難関0.1%! 準決勝の激闘にみた“漫才の競技化”の到達点、“初づくしの決勝戦”で台風の目となるコンビは…
M-1グランプリ2023
12月7日、漫才頂上決戦「M-1グランプリ2023」の準決勝が行われた。エントリー組数は史上最多の8540組。そのなかで、準決勝に進出できたのはわずか31組である。エントリー総数の割合にして0.37%。この数字だけでいかに激戦なのかがわかるはずだ。 【写真】M-1グランプリ2023の台風の目となる注目コンビはこちら
甲子園出場校3486、M-1出場組8540組
決勝戦進出を決めたのは真空ジェシカ、令和ロマン、ダンビラムーチョ、くらげ、モグライダー、ヤーレンズ、マユリカ、さや香、カベポスターの9組。このうち、決勝経験者は真空ジェシカ、モグライダー、さや香、カベポスターの4組で、残り5組は初進出だ。そして、決勝進出できる最後のひと組は、決勝当日12月24日(日)15時より行われる敗者復活戦で選出される。 2023年の夏の全国高校野球選手権(甲子園)の出場校は全国3486校。一方、M-1グランプリ2023のエントリー組数は8540組で、準決勝に進出したのはわずか31組。戦いの熾烈さを同じものさしで比較はできないが、M-1グランプリで準決勝にたどり着くまでのハードルの高さを感じてほしい。さらに、決勝進出を決めた9組は0.1%の上位層ということになる。 なお準決勝を戦ったのは、真空ジェシカ(プロダクション人力舎)、フースーヤ、ヘンダーソン、ママタルト(サンミュージックプロダクション)、 ぎょうぶ、オズワルド、豪快キャプテン、バッテリィズ、エバース、令和ロマン、シシガシラ、ダンビラムーチョ、くらげ、ナイチンゲールダンス、ななまがり、モグライダー(マセキ芸能社)、きしたかの(マセキ芸能社)、ヤーレンズ(ケイダッシュステージ)、マユリカ、鬼としみちゃむ、さや香、トム・ブラウン(ケイダッシュステージ)、ダイタク、カベポスター、ロングコートダディ、華山、ドーナツ・ピーナツ、20世紀、ニッポンの社長、スタミナパン(SMA)に、ワイルドカード枠で選出されたダブルヒガシを含めた計31組。※エントリー順、()内は所属事務所、表記なしは吉本興業所属