台湾・桃園空港、滑走路の修繕で遅延相次ぐ 王交通相が陳謝
(台北中央社)北部・桃園市にある桃園国際空港の南側滑走路で3~4日にかけて修繕工事が行われ、航空便の運航に遅れが相次いだ。王国材(おうこくざい)交通部長(交通相)は6日、立法院(国会)交通委員会に出席し、修繕を通知するのが遅くなったとして陳謝した。 桃園空港には北側と南側の2本の滑走路があるが、修繕工事の影響で滑走路1本での運用を余儀なくされた。桃園空港運営会社の范孝倫総経理(社長)によると、約500便の乗客に影響したという。 与党・民進党の李昆沢立法委員(国会議員)が滑走路修繕の通知は工事開始日からわずか11日前の2月21日だったと指摘すると王氏は、通知は3カ月前に行うべきだったとし、今後は改善する考えを示した。 (汪淑芬/編集:齊藤啓介)