タイガースに欲しい!? 阪神のトレード獲得候補(4)2度目のトレードもあり得る…?
昨季は日本一に輝いた阪神タイガースは、今季もリーグ優勝を狙える位置に付けている。しかし、主力選手の不振や故障離脱などのアクシデントも起こっており、シーズン後半に向けて、さらなる補強も十分に考えられる状況だ。そこで今回は、阪神のトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月19日時点)
伊藤裕季也(東北楽天ゴールデンイーグルス)
・投打:右投右打 ・身長/体重:181cm/95kg ・生年月日:1996年8月30日 ・経歴:日大三高 - 立正大 ・ドラフト:2018年ドラフト2位 パンチ力とユーティリティー性が光る伊藤裕季也。打線が苦しむ阪神タイガースにとって、起爆剤となり得る存在だ。 立正大から2018年ドラフト2位で横浜DeNAベイスターズに入団。ルーキーイヤーこそ21試合に出場して打率.288、4本塁打、7打点の成績を残したが、以降は出場機会に恵まれず。 そんな中、2022年途中に森原康平とのトレードで東北楽天ゴールデンイーグルスに活躍の場を移した。 すると、昨季は「8番・三塁」で開幕スタメンを奪取。同年は87試合出場で打率こそ.245にとどまったが、5本塁打、16打点をマークし、キャリアハイのシーズンを過ごした。 しかし、今季も開幕一軍は掴んだものの、現時点で17試合出場、打率.158(38打数6安打)。現在はファームに降格している。 それでも、二軍ではしっかりと結果を残しており、過去にはファームで2度の2桁本塁打を放った経験も持ち合わせている。 また、阪神では右の内野手が不足気味。伊藤の打撃がさらに開花すれば、得点力不足解消も期待できる。 さらに、内野の複数ポジションを守れることから、バックアップとしても頼もしい存在になるかもしれない。
ベースボールチャンネル編集部