【2024インターハイ】世界レベルを体感し、オールラウンダーとしてに飛躍が期待される阿部友愛
阿部が聖和学園に入学したのは、NCAAの強豪ルイビル大でプレーし、ファイナルフォーの舞台にも立った今野紀花(現デンソー)の存在が大きい。高校時代のチーム成績という点だと、阿部は今野をすでに超えている。
「紀花さんが地元を強くしているのを見て、自分ももっと強くしたいと思って入学しました。やっぱり憧れですし、あのような幅広いプレーヤーになりたいです」
5月下旬にはNIKEオールアジアキャンプに参加し、FIBA U17ワールドカップとインターハイでの経験を糧に、ウインターカップまでにもっとレベルアップしたいという気持ちが強くなった阿部。現時点で持っているスキルやバスケットボールセンスを伸ばすことができれば、近い将来日本代表としてFIBAワールドカップや五輪で戦う選手になっても驚かない。
文:青木崇
青木 崇