『ブリテンズ・ゴット・タレント』でゴールデンブサー獲得の快挙 ダンサー地獄が語るその舞台裏と頂点への思い
――とにかく明るい安村さんもゴールデンブザーは手が届きませんでした。その上の評価を受けたというのは? 喜びというか驚きが大きいです。ブザーを押されたときには、喜びよりも驚きがワッと込み上げてきました。「これは現実なのか?」とあとから込み上げてくるイメージでした。 【辛口サイモンから「すごくいい」の言葉】 ――翻って、BGTへの出演が決まった時にはどう感じましたか。 (ディレクターの)FISH(BOY)さんが緊張した感じで、「話があるんだけど」と切り出して、「ブリテンズ・ゴット・タレントに出ます」と言ったときに、みんなは「ウォー!」「まじで!」と叫んでいました。チームメンバーも番組のことは知っていたので、本当に驚きとうれしさで盛り上がりました。 ――作品は昨シーズンのチャンピオンシップで披露した「ROCK & FIRE」でした。これを選んだ理由は? 番組サイドからの要望でもありましたが、自分たちとしても昨シーズンのチャンピオンシップ一戦目で披露した作品で、自信もありました。出だしの音から体を震わせるヒットの動作が、すごくインパクトがあり、キャッチーなので、よさそうだなと思いました。――実際にステージに上がった時の光景は覚えていますか。 「YouTubeで見ていた光景だ!」と、シンプルにミーハー気分になっていました。ステージの裏側でも、YouTubeで見ていた星型のライトがあって、「見たことある!」みたいな感覚が連続してありました。 ――ショーが始まってすぐ観客から歓声があがり、途中からスタンディングする人も出てきました。その光景は見えていましたか。 見えていました。観客の人たちも自分たちのパフォーマンスを見て、立ちたくなった、声を出したくなった、というのはうれしかったですし、その光景を見て、メンバーそれぞれがもっといいパフォーマンスをしようと思いながら踊っていたと思います。