年末年始を過ごし、手を振って別れを惜しむ家族連れ＝4日午後1時55分、那覇空港（小川昌宏撮影）

　最長で9連休の年末年始休みが終盤となった4日、連休を沖縄で過ごした県内出身者や観光客らのUターンラッシュで那覇空港は混雑した。出発口には家族や友人を見送る人たちが集まり、「また会おうね」と手を振り、別れを惜しんだ。 【写真で見る】混雑する那覇空港

　那覇市の女性（43）は、保安検査場に向かう姉（45）＝富山県在住＝の姿が見えなくなるまで、出発口で見守った。「年末年始の9日間を一緒に過ごしたので少し寂しい気持ちもあるけど、またすぐ会えるよと言って別れた」と笑顔で話した。めいやおいも名残惜しそうに手を振って、仲良しの伯母を見送った。 　家族で沖縄で過ごした男児（5）＝東京都＝は「海で大きなカニを見つけたけど逃げられちゃった。オーマイゴッドだった」と旅の思い出を振り返った。沖縄旅行は4回目で、今回は初めて船釣りに挑戦した。「オジサンとシロギスとベラの3匹を釣ったよ。次に来た時はでっかいカニを取って食べる！」とうれしそうに話した。