一足お先に初滑り 福井県内最速で営業開始 和泉スキー場
福井県内のスキー場のトップを切り、大野市の福井和泉スキー場が12月19日、今季の営業を始めた。初・中級者向けの「パラダイスコース」が開放され、県内外のスキーヤーやスノーボーダーが待望の雪の感触を楽しんだ。21日から全面滑走可能となる。 積雪不足で当初予定していた14日の開業は延期したが、15日から降雪が続き、ゲレンデ全体が銀世界となった。同スキー場によると、県内最速のオープンは約20年ぶり。計4台のジャンプ台を全て拡張し、競技専用コースを整備するなど、リニューアルしてシーズンを迎えた。 今季の初滑りという大阪府からのスキーヤーは「コンパクトだけど起伏があって面白さが濃縮されたゲレンデ。来て良かった」と話した。 県内ではスキージャム勝山(勝山市)が当初予定を1日前倒しして20日から営業する。九頭竜スキー場(大野市)は28日の予定。今庄365スキー場(南越前町)は年内、新保ファミリースキー場(池田町)は来年1月上旬のオープンを目指している。