エイドリアン・ブロディ、LA山火事被害に絶句「とても辛い一日」
俳優のエイドリアン・ブロディが9日、ニューヨーク映画批評家協会賞で主演男優賞を受賞し、スピーチでロサンゼルスでの山火事に言及した際に言葉を詰まらせた。 エイドリアン・ブロディ、LA山火事被害に絶句「とても辛い一日」 ブロディは、映画『ブルータリスト』でのラースロー・トート役の演技が評価され、主演男優賞を受賞。スピーチでは「今夜、私たち全員の心に重くのしかかる思いについて触れないわけにはいかない」と語り始め、「今日は私にとってとても辛い一日でした」と続けた。 そして感極まった様子で一旦言葉を切った後、「世の中にこれだけ多くの苦しみがある中で、こうした賞を受け取るのはいつも難しいものです。そして、家族や動物たち、私たちの仲間たちのことを考えています」と伝えた。 さらにブロディは、涙ぐみながら「これは私たちのコミュニティです」と言葉を紡ぎ、山火事の対応にあたっている消防隊員や救急隊員たちに感謝を述べた。 山火事は7日の朝にパシフィック・パリセーズで発生し、ロサンゼルス地域で燃え広がり続けている。ビリー・クリスタル、パリス・ヒルトン、マンディ・ムーア、アンナ・ファリス、スペンサー・プラットとハイディ・モンタグ、ジェームズ・ウッズ、ダイアン・ウォーレンら著名人の家も被害に遭っている。 ※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。