小学校で弾道ミサイル想定した避難訓練 校長「子どもは宝」
子どもは宝、宝を大事にすること以上の教育はない
池田校長は「子どもは学園の宝ですから、宝を大事にすること以上の教育はない。子どもが家にいない時、ほとんど学校で過ごしている。命を守るための対策を先生方が本気でとってくれているのか、非常に地味だけれども、親がいちばん安心すること。本校では命を守ることを本気でやっています」と話す。 また「奈良は災害の意識が非常に低いところです。海がないし、山崩れもそんなにない。河川の氾濫はありますけど、奈良県の人たちは防災に対する意識が希薄で『奈良は何もないだろう』と思っているかもしれない。だからこそ普段から意識させないといけないということです」と続ける。 訓練後、ある男子児童は「これまでの防災訓練はちゃんと行動を取れるようになったけど、でも、ミサイルの訓練は初めてで、ちょっと戸惑いました」と感想を述べていた。 (文責/フリーライター・北代靖典)