宮城一高で「生徒276人の氏名や模擬試験の偏差値など」個人情報を誤公開 64人の生徒が閲覧 仙台
東北放送
12月13日、仙台市にある宮城第一高校の教諭が生徒の成績や志望校などの個人情報が記載された資料を、誤って校内の情報共有システムに掲載し、複数の生徒が閲覧していたことがわかりました。 【写真を見る】宮城一高で「生徒276人の氏名や模擬試験の偏差値など」個人情報を誤公開 64人の生徒が閲覧 仙台 宮城県教育委員会によりますと、12月13日、仙台市青葉区の宮城第一高校で進路指導を担当する教諭が、2年生の生徒276人分の氏名や模擬試験の偏差値、志望校が書かれた資料を校内の情報共有システムに誤って掲載しました。 資料を閲覧した生徒から指摘があり掲載の10分後に資料を削除しましたが、その後のアンケートで64人の生徒が資料を閲覧し、17人がダウンロードするなどしたことがわかりました。この資料は進路指導のために教員向けに作成されたものでしたが、教諭は生徒に提供するものだと勘違いしていたということです。 今のところSNSなどへの情報漏洩は確認されていません。県教委は全ての県立高校に個人情報保護の徹底を指示することにしています。
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