会場の一つ「THE CAMPUS」（写真提供＝コクヨ）

　「CULTURE SNACK（カルチャースナック） VOL.01」が11月27日～30日、コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」と「品川シーズンテラス」（以上、港区港南1）で開催される。主催はコクヨ（大阪府）。（品川経済新聞） 【写真】屋外でくつろぐ「プレイスメイキング部」の過去活動時の様子（写真提供＝コクヨ） 　その人の「仕事上の肩書とは異なった個性」などを「B面」と名付け、「まちとひとのB面があつまる品川の大文化祭」をテーマに企画した同イベント。 　コクヨ運営事務局スタッフの高橋絵里さんは「同じ品川でも、ワーカーと街に住む人々の間で交流があまりないと感じていた。当イベントでそれぞれのB面を感じ合えれば面白いコラボレーションが生まれるのでは」と話す。 　会場では、コーヒー店や焼き菓子店など約250店が出店するほか、ワークショップなどのコンテンツを用意した屋外ブース設置などを展開。メイン会場の一つ「THE CAMPUS」はコクヨのオフィスやショールーム、パブリックスペースを併せた施設で、「ワーク＆ライフ開放区」をコンセプトに掲げる。「2021年にリノベーションして、より開かれたオフィスになった。これまでの共催イベントとは異なり、主催としてパブリックイベントの開催をずっと目指していた」と高橋さん。品川港南で働く人・暮らす人が、地域の課題や公共空間の活用方法を考えるプラットホーム「品川スタイル研究所」とコラボし、第2会場として品川シーズンテラスを使う。 　期間中、コクヨ謎解き部が企画・運営を手がけるイベント「品川謎ラリー ～謎のBを解き明かせ～」をはじめ、「品川のパン屋さんをたのしむ 朝活ワークショップ」、コクヨサウナ部によるプロモーションイベント、「いす1グランプリ東京品川大会」などを展開。THE CAMPUSでは、招待客限定のライブラリスーペース「COMMONS」を一般開放し、コワーキングスペース「SHARE WORK PLACE」として1日1,000円で使えるようにする。 　このほか、主にコクヨの社員による、コーヒーや焼き菓子などのポップアップ屋台出店、キッチンカー出店、雑貨・グッズ販売、ギャラリー展示、ワークショップや講演会なども行う。 　高橋さんは「平日は会社帰りのワーカー向け、土曜・日曜は子ども向けの内容にした。多くの人に来場してもらえたら。初めて品川に来る人も歓迎しつつ、品川で働いたり暮らしたりしている人が楽しめる場にしたい」と話す。「第2回の開催を見据えつつ、今後もさまざまなイベントを企画したい」とも。 　開催時間は、ポップアップ屋台＝16時～20時、展示＝10時～20時、「SHARE WORK PLACE」＝10時～16時、朝活ワークショップ＝7時45分～9時。30日はポップアップ屋台、展示（以上11時～19時）のみ。入場無料。一部ワークショップや講演会は、事前申込制（有料）。申し込みは、Peatixで受け付ける。