（写真：KBS京都）

京都市左京区の京都市動物園では、動物園の1年間の顔を決める「アニマル園長選挙」がおこなわれています。京都市動物園では毎年、その年の干支にちなんだ動物を候補に、1年間の動物園の顔となる「アニマル園長」を、入園者による投票で選んでいます。9回目となる今回は、辰年にちなみ、ウロコのある龍をイメージさせるワニやカメ、ヤモリなど6匹が立候補しています。園内には、かわいらしい各候補の写真とキャッチコピーの入った選挙ポスターが並び、京都市選挙管理委員会が実際の選挙で使用している投票箱も設置されるなど、人間さながらの選挙になっています。訪れた人たちは、どの動物に投票しようかよく吟味したうえで、１票を投じていました。京都市動物園企画調整係長の佐々木智子さんは「動物園の1年の顔、9代目アニマル園長を選ぶ大切な選挙。皆さんぜひ動物園にお越しいただき、清き1票を」と呼びかけています。アニマル園長選挙の投票は3月3日までで、結果は3月24日に発表されます。